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トゥルーヴィルのヴィラ(No.309)
c.1884年
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印象派展/Imp. exhibition
カイユボットってどんな人?

パリの通り、雨 【Gustave Caillebotte (1848-1894)】
ギュスターヴ=カイユボット
------印象派を支え続けた、もうひとりの印象派

裕福な家庭に育ったカイユボットは印象派の画家達の作品を購入して、 印象派の人々を経済的に援助していました。
カイユボットが死亡した時、 彼の遺言によってそのコレクションが国(フランス)に寄贈されることになりましたが、 当時はまだ印象派の絵画は世間にはあまり認められていなかったため、 アカデミーやサロン派の画家だけでなく 一般の人々も反対するなどその受け入れをめぐって論争が起こりました。

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印象派の絵画が散り散りにならず、 パリのオルセー美術館で現在まとめてみることができるのは 彼の功績によるところが大きいと言えるでしょう。

そのため印象派の蒐集家(スポンサー/パトロン)としての方が評価の高いカイユボットですが、 彼自身も絵を描き、印象派展にも出品していました。
しかし彼の画風は「印象主義的」というよりは写実的なもので、 カメラのレンズを通して見たかのような彼の絵には独特の雰囲気がただよっています。

裕福だったが故に絵を売る必要がなく、 また活動期間も短かったためその存在はあまり知られていませんが近年カイユボットに対する評価は高まっています。
代表作は《床の鉋かけ》《ヨーロッパ橋》《パリの通り、雨》etc

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ブリヂストン美術館が2015年5月18日(月)から数年間、長期休館しています。東京旅行と美術館巡りをご検討の方はご注意ください!巡回については随時チェック&お知らせします!

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